インド ラリーキルト RALLI QUILT
KANKANが毎年、静かに作り続けてきたラリーキルトのお洋服。
今、SHOPではこれまでのデザインを一堂に集めて、ラリーキルトを展開しています。
ワンピース・コート・ジャケット・チュニックとデザイン様々です。
ダメージやリペアも愛おしく思えるカラフルな色使いや、
作り手によってかわる手刺子の表情が魅力です。
とにかく一点一点違う面白さがあり、見ても、着ても楽しい気分になります。
SHOPによて取り扱数は違いますので、ご興味のある方はぜひ何店舗か周って見て下さい。
上記お洋服は全て、KANKAN ONLINESHOP で取り扱中です。
また、只今、かんかん自由が丘店 では「ラリーキルトフェア」開催中です。
お洋服からマルチクロスまで、沢山揃っています!
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※インド ラリーキルトとは
《北西インド ラジャスタン地方のラリーキルト(グドゥリ)》
ラリーキルトは、主に北西インドのラジャスタン地方で作られます。
土台はカンタと同じように古い布ですが、文様を刺すのではなく、直線の刺子です。
意味を持つ図柄があるわけではなく、ただひたすらチクチク刺していきます。
デザインがないとこだわりも強くないので、
古い布の傷んだ部分には手近にある布を当てて補強します。
ですから、色合いや柄の出具合などは偶然の産物です。
用途は夜具などの掛け布で、作品を作ろうとしているのではないので、
完成度を期待するわけにはいきません。
ですが、布の取り合わせには作り手の個性があり、驚くような創造性を見出すこともあります。
「作品を創るという意図を持って始めなくても、作る過程から良きものが生み出される。」という考え方は、民藝運動の創始者、柳宗悦が言っている用の美に通じます。