いかがお過ごしでしょうか?
今日はサイザルバッグの豆知識をご紹介しますね☆
『サイザルバッグ』
原材料は“サイザル”というメキシコ原産のテキーラの原料として知られている
竜舌蘭の仲間です。
サイザルは1982年にドイツ人の植物学者によってメキシコのユカタン半島から
もたらされ、大規模なプランテーションで栽培される商品作物となりました。
サイザルからは麻に似た繊維が取れ、その繊維を“サイザル麻”と呼んでいます。
※麻と名前が付いていますが、一般的に知られる『麻』とは全く別物です。
広く用いられています。
そのサイザル麻をカラフルな色に染め、1つ1つ手作業で編まれているのが
サイザルバッグです。
現地・スワヒリ語では『キオンド(キヨンド)』と呼ばれていますが、サイザル麻・
バオバブ・バナナの樹皮などの植物繊維で編まれたバッグ・かごを総称して
キオンドと呼んでいます。
キオンドはもともと畑からの収穫物を運んだり保管するために使われており、
50年以上使われている物もめずらしく無いそうです。
(中には100年以上使われている物もあるとか!すごいですね(>_<)!)
キオンドのデザインはケニアに住む42の民族ごとに異なっており、キオンドを
編む技術は母から娘へ何世紀にも渡り受け継がれています。
その伝統的な技術を生かし編まれたサイザルバッグは、現代では乾燥した
ケニア東部に住む人々にとって大変貴重な現金収入源となっており、
その収入で食料品・衣料品を購入したり、教育費にあてたりしています。
近年では化学繊維を使用してきた人たちの間で、天然原料をもっと使おう
という流れがあり、世界中で天然原料が見直されつつあります。
コンテンポラリーなデザインと、伝統的な機能性、そしてシンプルさが備わった
サイザルバッグ
ぜひ今年の夏におひとついかがでしょうか?(*^_^*)